APPI 探究プラン

4つの探究領域と大切にしている姿/
その理解を深める探究活動

APPIの語源と考え方

APPI = Appreciative Impression
(アプリシエイティブ・インプレッション)

心が動く出会いや体験を、その価値に気づき、丁寧に受け止めること。
その小さな感動や驚き(Impression)を大切に味わい(Appreciative)、問いへ、探究へとつなげていきます。

原体験と表現を重ねる学びの循環

自由自律

自分について探究する

「自」のずと生まれるものに
「由」よりあいながら、
「自」みずからを「律」していく

低学年

自分のかけがえなさを
体感する

  • 好きなことを見つける
  • 得意なことをやってみる
  • 自分の気持ちを表現する
中学年

好きではなかったことを
好きにしてみる

  • 苦手なことに挑戦する
  • 新しいことに取り組む
  • 自分の変化に気づく
高学年

未来へ手渡す
自分を描く

  • 将来やりたいことを考える
  • 自分の強みや価値を知る
  • 未来の自分に手紙を書く

目指す姿自分のよさや可能性に気づき、自分の人生を自分で歩もうとする。

共生協働

仲間について探究する

周囲の環境や他者と「共」に「生」活し、
「協」力して「働」きながら私と公の折り合いをつける

低学年

誰かのおかげに
支えられていることを知る

  • 家族や地域の人に感謝する
  • 助けてもらった経験を思い出す
  • ありがとうを伝える
中学年

与えられた仕事を
責任を持って全うする

  • 役割を決めて協力する
  • 仕事をやり遂げる
  • みんなのために動く
高学年

質の高い
職人仕事を手伝う

  • 地域の職人や働く人から学ぶ
  • 本物の仕事に触れる
  • 自分にできることを考える

目指す姿違いを認め合い、協力しながら、社会の一員としてよりよく生きる力を育てる。

時空因縁

地域について探究する

今、生きる時と場所の特徴を知り、
これまでの歴史とこれからの可能性を探る

低学年

地域を探検し
何があるか発見する

  • まちや自然を歩く
  • 気になる場所を見つける
  • 地図にまとめる
中学年

先人の知恵に
成し遂げたことを知る

  • 地域の歴史を調べる
  • 先人の工夫や知恵を知る
  • 聞き書きをする
高学年

伝統を知り
未来へ手渡す

  • 伝統や文化の意味を考える
  • 未来に残したいものを提案する
  • 自分たちの言葉で伝える

目指す姿地域の成り立ちやつながりを理解し、未来をつくる一員として行動する。

万象究理

自然について探究する

私たちを取り巻く森羅万象の
理に触れ、観察し、追究する

低学年

四季の自然の
変化を体感する

  • 季節の移り変わりを感じる
  • 自然の色や音、匂いに気づく
  • 生きものを見つける
中学年

川や森から
自然の循環を知る

  • 水や土のつながりを調べる
  • 生きものの役割を知る
  • 自然のめぐりを体験する
高学年

目に見える現象から
地球の動きを探る

  • 自然現象のしくみを調べる
  • 新たな問いを持つ
  • 持続可能な暮らしを提案する

目指す姿自然の理に気づき、命のつながりを理解し、持続可能な未来を考える。

APPI (Appreciative Impression) とは

人・自然・ものとの出会いの中で心が動く瞬間を、その価値に気づき、 丁寧に受け止めること。その小さな感動や驚きが問いを生み、 学びを豊かにしていきます。

探究のプロセス
(くり返すほどに、学びは深く、広がっていく)

出会う

人・自然・ものごとに心が動く。

観察する

よく見て、触れて、気づきを集める。

対話する

考えや気づきを伝え合い、問いを生む。

探究する

調べ、試し、考えを広げる。

表現する

自分なりの方法で表現する。

記録する

気づきや学びを記録に残す。

風土図鑑に
残す

地域の記録としてまとめ、伝える。

未来へ手渡す

学びを次の世代へつなぐ。

APPI探究プランは、
一人ひとりの「心が動く瞬間」から始まります。

出会いから問いが生まれ、探究を通して深まり、表現され、 また次の出会いへとつながっていく。
私たちは、この循環を支え、子どもたちの学びと育ちとともに育んでいきます。