岩手に新しい小学校をつくる会の記念すべき第1回目のイベント、市川力さんによる「Feel度Walk」が開催されました。地元である八幡平市を中心に親子でご参加いただいた方、公立小・中学校の先生、農業に携わる方、自営業の方、起業家の方、関東・中部地方の学校関係者など合計約50名にご参加いただきました。
今回のミッションは“「探究」の「探」に思いを馳せ、「なんとなくセンサー」を使って、気になるものを写真に撮ったり集めたりすること”です。
説明をするときから子どもたちの反応はとても良く、早く外に出て探したがっている気持ちが伝わってきました。天気にも恵まれ、会場近くのフィールドを2時間かけて探検し、気になるものを写真に収めたり、採集したり……会場に戻ってもまだ子どもたちの興奮は冷めやらず。
昼食は地元の方が作ってくださった炊き込みご飯と豚汁など。
みんなおいしくいただきました。
昼食後には、知図作り。
撮った写真の中から描きたいものを選んで、模造紙に描いていきます。近くにいる人と自然といろんな話をしながら、それでもみんな集中して描き上げていました。
そして、最後に発表タイム。
気になったポイントや何を意識して描いたかなどを発表していきます。それぞれに発見が違っていて、子どもたちだけではなく、大人たちも興味深そうに聞いていました。
子どもたちはこのイベントで初めて知り合う子がほとんどでしたが、みんな仲良くなり、会場の体育館で遊ぶことに。
大人は市川さんを囲んで、子育てのこと、教育のこと、目の前の悩み事など、いろいろな話をしました。参加者の方もどんどんと話したいことが出てきて、話題は尽きませんでした。
一部ではありますが、参加者の方々からのフィードバックもご紹介したいと思います。
「何でもない景色も子どもにとっては学びになるのだと気付かされた。子どもたちの発想力にも驚いた。」
「自分の足で探検し、見つけたことを誰かと共有することの楽しさを体感できた。」
「普段あまり気にしていないものでも、見方を変えて観察するといろんな発見ができるのだと気付き、とても楽しかった。」
「自分の意見を自由に言えたのが良かった。 」
「年齢や能力に関係なく、子どもたちがひとりひとりの感性で話をしたり、アクションを起こしたりしているところが印象的だった。何よりも子どもたちが楽しそうで、とにかくそれが一番だった。」
参加者の方々から日常的に課題だと感じていることや新設の学校に期待することなど、さまざまなご意見をいただき、私たちも改めて自分たちの目指すべき方向性を再確認することができました。また、課題も明確になり、とても学びの多い1日になりました。
市川力さん、ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。
これからも大人と子どもが学び合えるイベント、ワークショップなどを実施していきたいと考えております。ご興味を持っていただけましたら、Facebookグループ、Instagramのフォローをお願いいたします。
また、私たちの学校づくりについて、ご質問やご意見などございましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。